2019年版 十日町おぼえ書き

新潟のきもの友達に紹介された十日町市のきものイベント、GOTTAKUへ行ってきました。(2019年5月16~19日開催された2年目のイベントで、17~19日に参加しました)
はじめまして十日町の旅。
次回十日町へ行く時の覚書として、まずは十日町の概要を外モノ目線でまとめておきます。GOTTAKUのまとめは、また改めて。


①東京から十日町までの移動
・東京からの所要時間
上越新幹線とき(もしくはMaxとき)で、上野から越後湯沢まで約1時間15分。そこからほくほく線スノーラビット号に乗り換えて約25分なので、家から2時間ちょっとで十日町へ行けることを知りました。
これって...通勤圏内かも。とはいえわたしの許容できる通勤時間は片道45分なので絶対ナシですけど、一般的に考えると、新幹線代を出してくれる会社ならあり得るかもしれませんね。

・東京からの交通費
普通指定席の場合、上野~越後湯沢まで片道6,460円(乗車券3,350円+特急券3,110円)+越後湯沢~十日町まで650円なので、合計7,110円。
今回は贅沢して往復グリーン席に。新幹線8,000円(乗車券3,350円+特急券4,650円)のところ、モバイルsuicaで7,820円になり、+ほくほく線650円で8,470円でした。
※東京からの場合、特急料金が+210円になるそうです。

・越後湯沢での乗継ぎ
ほくほく線ICカードが使えません。
また越後湯沢駅の新幹線改札内にある券売機は千円札以外のお札は使えないので、細かいお金を用意しておいた方が良いでしょう(万札しかもっておらず、知らない場所で8分しか乗換時間がないなか、慌てて小銭をかき集めました💦)。
接続が良すぎて、乗継ぎ時間は行も帰りも10分前後。越後湯沢駅構内のおみやげ物やさんをゆっくり見たかったけど、諦めました。スケジュールに余裕があるのなら、帰りの新幹線を1本ずらして(1時間くらい)プラプラしてもよいかもしれません。


②宿泊
今回は、お友達が探してくれたホテルニュー十日町に2泊しました。越後山地織物の製造卸販売の会社が経営するホテルだそうです。せっかく着物関係の会社が経営するのだから、京都の捨松のホテル(アートステイ西陣捨松)のように、越後系の織物の浴衣紐とかクッションとかお部屋にあったら素敵だなあと思ったのですが....普通のビジネスホテルです。

シングル素泊り6,480円+朝食820円/泊。
シングルなのに広めのお部屋で、清掃も行き届き、大満足。姿見もデスク前の大きめの鏡もありますので、3日間着物でも着付け環境は問題ありませんでした。

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ビジネスなのでもちろんユニットバス。アメニティはミニマム(歯ブラシセット、髭剃り、ほうじ茶と緑茶のティーバッグ、500mlミネラルウォーター、備え付けのリンスインシャンプーとボディソープ)ですが、フロントに言えば入浴剤など足りないものをくださいます(モノによる)。寝巻きは浴衣です。

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朝食は洋食(パン、スクランブルエッグとベーコン、コーンスープ、サラダ、ヨーグルト、オレンジジュース)と和食(ごはん、お味噌汁、焼鮭、目玉焼き、おひたし、切り干し大根、ポテトサラダ、納豆、味付け海苔、お漬物)を前日に選ぶスタイル。どちらもかなりボリューミィです。ドリンクはお水、あたたかい麦茶、コーヒー、紅茶をセルフで。

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売店はありません。隔階おきに自販機があります。
コーヒーが飲みたい時はフロント階(2階)のカップ式自販機か、ドリップなどを持参するのが良いと思います。


【その他
お友達におすすめいただいた宿は「ハチャネ」というゲストハウス。
3ヶ月前から予約もできそうとのこと。建物も古くなく綺麗だとのことでした。

AirBで気になったのは、十日町ふれあいの宿 交流館
築40年の雪国独特のせがい造りの日本建築をリノベーションした宿泊施設だそうです。


③市内の移動
今回はお友達の車に乗せてもらったので、自家用車移動。
駅前にはタクシー乗り場、レンタサイクル、レンタカーもあるようです。
ふらっと観光なら公共交通機関をうまく使ってもよいと思いますが、GOTTAKUはちょっと遠いエリアの会社もあり、周り方によっては徒歩や自転車移動だとキツイところもありそうです。できれば車移動が良いかと思いました。

 

④食事
1日目のランチはごったく、夜はいこて。2日目のランチはつまり食堂、夜は勝坊。3日目の昼は小嶋屋総本店へ。 

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2日目の夜は、おすすめいただいた「豊吉」というお店へ行きたかったのですが満席で入れず。仕方なくホテル近くのお店へ行ったところ、前日見学した渡吉織物のご夫婦にお会いして、色々とお話を伺うことができました。


ご紹介いただいたお店と行ったお店はgoogleマップにまとめています。
今回食べたランチはだいたい1,000~1,300円、夜はお酒1杯飲んで割り勘で3,000円/人程度です。東京より1品の単価が安く、盛りが多い印象でした。


⑤観光ほか
駅から徒歩圏内の大通りにはコンビニがありませんでした。スタバやドトールも見かけません。
GOTTAKUメーンで十日町観光については知識ゼロで挑んだ旅行だったのと、見学だけで結構時間も体力も使ってしまったので、結局観光はしませんでしたが、次回は星峠や松之山温泉とか、行ってみたいです。

おみやげはだいたい、クロステンで手に入ります。木村屋のつぼんこも、タカダヤのそば粉さん、織音も売っていました。ほくほく線十日町駅でお土産を買うこともできますが、品数が少ないので、時間があれば他の所で買っておいたほうがよさそうです。

 


十日町MAP

十日町で行った場所や紹介していただいたお店をマップにまとめました。

drive.google.com

今日のコーデ(2019年5月19日)

旅行最終日は、2日目の着物を着回し。
お花の帯で小物は赤、田舎娘の可愛い感じ💕にしあがりました。

今日の十日町市の最高気温は25.1℃(最低気温18.0℃)、平均風速5.0m/s(最高8.5m/s)。ちょっと強いけど風も涼しくて、ひなたにずっと居るのはつらいですが、胴ぬきでも問題ない温度です。

帯飾りはスタンプラリーでもらった景品、新潟の笹団子!


【今日のコーデ】
①着物:紺地・琉球風絣柄・胴ぬき(母方の祖母のおさがり)
②帯:白地・花柄・八寸名古屋帯(リサイクル)
帯揚げ:赤・総絞り(母方の祖母のおさがり)
帯締め:赤・冠組(道明)
⑤草履:赤×黒メッシュ(ぜん屋/ヤフオク
⑥バッグ:紺・ミニバッグ(ラドリーロンドン)

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#コーディネート #道明 #アンティー
#kimono #着物 #kaimono #お買い物

今日のコーデ(2019年5月18日)

旅行2日目は、祖母のおさがりの胴ぬきの紬。

今日の十日町市の最高気温は24.5℃(最低気温14.0℃)、平均風速4.0m/s(最高9.3m/s)。袷でもよさそうな気もしたけれども、胴ぬきにしてみました。適度に風はあっても、やっぱり袷じゃなくてよかった!

たとう紙には「結城」と書いてあったのですが、風合いが結城とは違うし、結城にこんな柄はないと言われます。「米沢っぽい」とも今日、言われました。
結局はどこの地域の紬なのか、全然わかりません。
出所のわからない紬もたくさん持っていて、どこの織なのか知りたくなるのですが、素人には難しい。

この帯はどこへ行っても褒められる、シマシマ上田紬ちゃん。夕食時にも、褒めていただきました。最初は柔らかくてしめるのが難しく色の出方も苦戦していましたが、なんとなくだんだん綺麗にしめられるようになってきました。褒められアイテムはヘビロテにつながりますよね~。次はどんなコーディネートにしようかな。


【今日のコーデ】
①着物:紺地・琉球風絣柄・胴ぬき(母方の祖母のおさがり)
②帯:パステルカラー・横段・上田紬(いつものお店A)
帯揚げ:赤・総絞り(母方の祖母のおさがり)
帯締め:黄色・冠組(道明/リサイクル)
⑤草履:赤×黒メッシュ(ぜん屋/ヤフオク
⑥バッグ:紺・ミニバッグ(ラドリーロンドン)

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#コーディネート #道明 #アンティー
#kimono #着物 #kaimono #お買い物

きもの(単衣) オレンジ・もみじ柄・紬

十日町のリサイクルきものやさんに行ってみました。

残念ながら明日閉店とのことですが、全品2割引き中でラッキー!
はしからはしまで悩みながらチェック。最初は3,000円のレトロモダンな、ワンピースにあるような花柄の帯を買おうかなと思っていました。が、5,000円の蝶柄の紺の紬を見つけたらそれが気になって気になって仕方なくて買う気満々。でも袖丈が2寸だったので(せめて3寸欲しい)諦め、かわりに買ったのがこのオレンジの紬の単衣。

いやいや別に無理して買わなくていいのに、しまう場所がないから買わないって言っていたはずなのに、このあいだの衣替えで単衣少ないなあと思ってたし、このお値段だしいっか、と、買ってしまいました。なんかもう意味がわかんないお買い物をしていて猛烈に反省中。←旅行中、お友達のママから、ほぼ未使用のお着物と羽織、帯、襦袢をいただけることになったばかりなのにこの愚行!
ちなみにバチ襟で、袖丈4寸でした。

リサイクルで買ってもどこのどんな紬だかわかる目があると、いいのになあ。


【購入データ】
・購入日:2019/5/18
・値段:3,000円→2,400円+税
・購入先:ちどりや(十日町市のリサイクル着物ショップ)

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#紬 #リサイクル
#kimono #着物 #kaimono #お買い物

今日のコーデ(2019年5月17日)

今日から2泊3日で旅行です。
行き先は十日町
上越新幹線に乗って、行ってきます♪

今日の十日町市の最高気温は26.1℃(最低気温13.7℃)、平均風速1.8m/s(最高4.9m/s)。風も殆どなく、新潟は思ったより暑かった!
袷にしちゃったけど、気候的には単衣でよかったみたいです。失敗したなぁ💦

 

【今日のコーデ】
①着物:青地・信州紬(ヤフオク
②帯:白地・花柄・八寸名古屋帯(リサイクル)
帯揚げ:黄色地・ちりめん(いつものお店A)
帯締め:黄緑・冠組(松坂屋誂え/ヤフオク
⑤草履:赤×黒メッシュ(ぜん屋/ヤフオク
⑥バッグ:紺・ミニバッグ(ラドリーロンドン)

f:id:yskwd26:20190518084947j:image#コーディネート 
#kimono #着物 #kaimono #お買い物

単衣のきものにはどんな帯をあわせたら良いのか?

わたくし、ちゃんと着物を着るようになってからまだ3年足らず。
3年って、結婚生活で言えばまだ新婚ホヤホヤ、会社生活でいえばまだ新人の域だから、着物を週末に着るか着ないかのわたしは、まだ「きもの初心者」って言ってもあながち間違いじゃないですよね💦
ということで、これから3回目の初夏の単衣シーズンを迎えます。

えっと、夏の手前の単衣には、どんな帯をしめたらいいんだっけ???
と、ビビリなわたしは不安になってきたので、9月のわたしと来年のわたしへ。そして単衣はじめましての方やおひさしぶり単衣、という方に。おぼえ書きとしてまとめます。


①帯の季節感
着物には、袷、単衣、薄物と種類がありますが、帯には、袷の時期にしめる「袷用」と夏にしめる「夏用」しかなかったそうです。
え?じゃあ単衣の時期は何をしめればいいの?って、思いません?

基本的には、次の3点を覚えておけばなんとかなりそうです。

・きものは季節さきどりである
 →6~8月は夏もの、9~5月は冬ものの帯を
 →5月の暑い日などには薄いものや夏ものを

・気温やきものにあわせて選ぶ
 →5月でも涼し気な帯に、単衣を着た時は部分的に夏のものもあわせて問題ない

・夏は中から、冬は外から衣替えをする
 →5月頃から、長襦袢→着物→帯→帯揚げ→帯締めの順で夏ものに
 →8月頃から、帯締め帯揚げ→帯→着物→長襦袢の順で冬ものに
 ※小物から季節感を変えるという意見もありケースバイケースだと考えています

5~6月にかけては、素材や色がうすめの、暑苦しくない帯をあわせれば良いようです。
例えば、涼しく感じられる薄い色目のもの、紫陽花や菖蒲など季節の柄、塩瀬とか八寸とか博多帯、ひとえ帯など。ふむふむ、ということは、袷用の帯も、衣替えで全部しまっちゃうのはNGってことよね。

 

②ん?ひとえ帯ってなあに?
袷と薄物のあいだ、単衣の時期の「単衣用帯」というのは、本来、ありませんでした。
(...と、聞きました。)

でも昨今の気温上昇により単衣の時期(5〜9月)にしめられるようにとか、着物初心者にわかりやすいようにとかいう理由で、単衣用の帯が存在するのだそうです。

うーん。「単衣用の帯」が存在することを知りませんでした。なので、「ひとえ帯」ってなに?何のこと??どういうこと???と、軽くパニックで、きものをよく着るSNSのお友達に教えてもらいました。

上記の通り「単衣の時期の帯」というのがいちばんわかりやすいですが、ものによっては単衣仕立ての帯(芯や裏のない八寸名古屋帯)、単衣の帯(綴れや博多帯など、地質の硬くしっかりした、全体が単である帯)という意味の場合もあるようです。

 

まあとにかく、とりあえず5月の単衣には、暑苦しくない袷用の帯で良いみたい😊❣
※ここで忘れてはいけないのは、薄手ではあるけれども八寸名古屋帯や博多帯は袷の時期も問題なく使えるということ。とくに博多には紗もありますが、通年OKな素材だとわたしは認識しています。 

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明日から2泊3日のきもの旅。
着物は袷と胴ぬきを用意していますが、帯は八寸です。

夏のはきものおぼえ書き。

洋服でも衣替えを済ませた方は多いと思いますが、きものもそろそろ衣替え。
きものの教科書本によると6月から単衣、7月から夏きもののシーズンです。きものや帯が夏用になり、おおざっぱにいうと9月までは、襦袢、襟、小物までもが夏物になります。

とはいえ、モノによっては夏物にしないで通年使えるものがあるのです。
帯締めで有名な上野の「道明」さんでは、夏用の帯締めを扱っていません。通年使うものという認識でよいかと思います。また草履も、夏用素材、冬用素材があるとはいえ、革の草履は通年使ってよいことになっています。

基本的にわたしは、小物での季節感は度外視して通年使えるものは通年使いたい派。それなのに色や形に惹かれたりして衝動買いしたものがほんのちょっとだけ存在するのですが、先日の衣替えを終えて、「えっとそういえばコレって夏素材なんだけど、いつからはいていいんだっけ?」と不安になったので、確認がてら、夏用のはきものについて簡単にまとめました。

 

【わたしの持っている夏用のはきもの】
・シザールレース
シザールとはアロエに良く似た植物から取れる繊維です。それをレース編みにして草履にしたもの。通気性、耐久性に優れていて、見た目にも涼しいです。
気にはなっていたのだけど数か月の為に必要かな.....と思っていたら見つけてしまったかわいいピンク。お値段もお手頃だったので、買わない理由が見つかりませんでした。

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パナマ
憧れのパナマ
パナマ草という葉の若葉を乾燥させ、煮沸し、漂白し、細く裂き編んだもの。耐久性に優れ、通気性がよく、熱をためにくいのだそう。
廃業された銀座の小松屋さんの草履を探していたところ、出会いました。予算より高くなりましたが、買わない理由が見つかりません。少し地味目な鼻緒がついていたので、ぜん屋さんで鼻緒交換しています。

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あじ
木や竹、草などの植物を、細く薄く加工した物を材料として縦横交互に編んだ物の総称です。日本橋三越をフラついていたら出くわした伊と忠フェア。好きな真田紐で鼻緒をオーダーできるというイベントをしていて、なんとなくの衝動買い。
あまり興味もないまま買ってしまったのだけど、せめて何の素材かを聞いてくればよかったなあ。

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・ビーズ
昭和の時代に流行ったビーズ。作り手も減り、手もかかることから、今はなかなか綺麗なものが手に入りにくい時代になってしまいました。可愛いのに、残念!
ビーズは通年使用できます。が、見た目も履き心地も涼しいことから、夏に好んで使用されることも多いと聞いています。

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【その他のはきものの素材】
夏用草履としては、ほかに、絽を張り付けたものもあるようです。
胡麻竹の下駄は、なんとなく見た目から夏用だと思っていましたが、こちらは通年使用できると、はきものやさんで聞きました。革のメッシュも通年使えますが、通気性が良いことから夏に好まれるとか。

逆に冬の素材として、アザラシ、ハラコなどもあります。
エイや、トカゲなどの爬虫類は通年なのかな~とも思いますが、ものによってはちょっと暑苦しいので、手持ちのトカゲ、ワニ、カメ、オーストリッチは使わずにしばらくお休みかな。

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写真は胡麻竹の舟形草履に、ホースヘアの鼻緒、本天のツボ。
浅草の長谷川商店さんでゲットしました。ビーサンがわりにはこうと思って誂えたものですが、意外と重宝してます。
胡麻竹、夏素足ではくと、ひんやり涼し気です。